「通勤時間は無駄?会社の近くに住むべき理由と家賃とのバランスを徹底解説」

社会人ライフ

こんにちは、ミトンです。

今日は「家を決めるなら、家賃が高くなっても会社に近いほうがいいのか?」というテーマでお話ししていきます。

■ 上京して感じた、現実とのギャップ

僕は2024年に就職のため、地元を離れて東京へ上京しました。

東京の家賃は、当然ながら地元とは比べ物にならないほど高額。

そこで当初は、少しでも家賃を抑えるために、会社から少し離れたエリアを選びました。
通勤時間よりも、まずは「家賃の安さ」を優先した形です。

ですが、引っ越して1年半が経った今、改めて強く感じているのが、
「やっぱり、家賃が高くても会社の近くに住むべきだった」ということです!

■ 毎日の通勤、実は“人生の時間”を食いつぶしている

僕の現在の通勤ルートは以下の通りです。

  • 家から最寄り駅まで徒歩15分
  • 電車で会社の最寄り駅まで約50分
  • 最寄り駅から会社まで徒歩15分

合計すると、片道約1時間20分、ほぼ1時間半です。
つまり往復で約3時間

これを平日5日、1週間で考えると…
3時間 × 5日 = 15時間

1ヶ月(20日出勤)では
3時間 × 20日 = 60時間

年間に換算すると、
60時間 × 12ヶ月 = 720時間、なんと丸々30日分です。

つまり、1年間で丸一ヶ月分の“自由な時間”を通勤に奪われているんです。

この時間、もちろん給与は出ません。
出勤・退勤というだけで、貴重な人生の時間が静かに失われているんですよね。

■ 通勤時間=自己投資?実は効率の悪い学び空間

「通勤時間を自己投資に使えばいいじゃん」と思う人もいるかもしれません。
実際、僕も読書をしたり、スマホで勉強動画を観たりと、いろいろ試してみました。

ですが正直なところ、通勤中は集中力が続かないことが多いんです。

特に朝の満員電車では、スマホを持つ手もろくに動かせず、本もまともに読めない状況。
座れる確率も低く、周囲の雑音や人の圧迫感もあって、学びに集中できるような環境としては最悪なんですよね。

移動時間を“有効活用”しているように見えても、実際は頭に入っていないことも多い。
結局、疲れるだけで身につかないこともザラにあります。

それに、そもそも日々の仕事で精神的・肉体的に消耗している中で、
「電車の中で本を開こう」と思えるほど余裕がある日なんて、どれだけあるでしょうか?

クライアント対応で神経をすり減らし、会議とメールに追われ、
「ようやく一日が終わった…」という帰り道に、果たしてどれだけの人が知識を吸収できるでしょうか。

多くの社会人にとって、通勤時間はただの“移動”ではなく、
『その日一日の疲れとストレスを抱えたまま過ごす「修行の時間」』のようなものです。

■ じゃあ、近くに住めば何が変わる?

仮に会社の近くに引っ越して、通勤時間が半分になったとしたら?

年間30日分の“ロス”が15日分に減る。
しかも、その減った時間は、自宅やカフェ、静かな場所など、
自分が落ち着ける環境で使うことができます。

読書、勉強、副業…。
同じ1時間でも、環境と心の余裕があれば、吸収力も集中力もまったく違うんです。

例えば、朝に余裕をもって起きて、ゆっくりコーヒーを飲んでから出社する。
夜は混雑を避けて早く帰り、自宅で好きな本を開く時間を持つ。
そんな“小さな豊かさ”が、日々のパフォーマンスを確実に上げてくれます。

■ 通勤ストレスは、精神面にも影響大

そしてもう一つ、見逃せないのが“メンタルへの負荷”。

毎朝、満員電車に揺られて会社に行く。
疲れて帰るときも、再び満員電車…。

これだけでもう、出社が億劫になる理由としては十分だと思います。

僕自身、朝はかなり早く起きないと間に合いません。
睡眠時間が削られ、朝から満員電車に揉まれ、会社に着く前にすでにぐったり…なんて日も。

この“通勤ストレス”は、想像以上に心身にじわじわと影響を与えていると実感しています。

実際、「仕事そのものより、通勤がしんどい」と感じている人は意外と多いはず。

出社前に体力と気力を削られ、仕事が終わった後にはもう“燃え尽き状態”。

家に帰っても何もする気が起きず、ただ寝るだけの毎日……そんな暮らしが続くと、
人生が「仕事と通勤だけ」に支配されている感覚にさえなってきます。

気づいたら、土日は疲れを癒やすだけで終わり、何か新しいことに挑戦しようという意欲すら失われていく。
そんな状況に、僕自身も少しずつ追い詰められていました。

■ 時間は有限。「家賃が高い」は一時、「失った時間」は戻らない

もちろん、会社の近くに住めば家賃は高くなります。

でも、それで得られるのは、

  • 通勤時間の短縮
  • メンタルの余裕
  • 自由時間の確保

つまり、「お金で時間を買う」選択肢です。

時間は有限で、取り戻すことはできません。
一方、支出は見直せばコントロール可能です。

短期的には支出が増えても、長期的に見ると人生の質を高める投資になると、僕は思っています。

■ まとめ:賃貸更新を機に、引っ越しを本気で検討中

実は僕自身、もうすぐ賃貸の更新時期を迎えます。
それを機に、今よりも会社に近いエリアへ引っ越すことを検討しています。

毎日を少しでも快適に、そして充実したものにするために。

もし今、住む場所に悩んでいる方がいたら、「家賃が高くなることのデメリット」だけでなく、
「時間を買うメリット」にも目を向けてみてください。

きっと、あなたの生活に大きな変化が生まれるはずです。

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