冬の盛岡出張で発見!柳家の名物「キムチ納豆ラーメン」が想像以上にうまかった話

グルメ

皆さん、こんにちは!みとんです。

今回は、先日出張で初めて訪れた 岩手・盛岡 でのグルメ体験と、地元に根ざすラーメン店 柳家(Yanagiya)についてのあれこれをレポートします。


出張で初めての盛岡――名物を探す旅の始まり

出張で人生初の盛岡。

「せっかく来たから地元名物を味わいたい!」と思って、まず頭に浮かんだのは 盛岡冷麺

でも、冬の盛岡で冷麺はちょっと厳しいだろうという気持ちもありました。

次に思いついたのが わんこそば。ずっとチャレンジしてみたかったけれど、一人でやるにはちょっと物足りない。

友達と来るときに改めて挑戦したいな…ということで、今回は見送ることに。

結局、地元で働く方に「おすすめごはん」を尋ねるのが一番だと考え、会社の人に聞いてみることにしました。


盛岡の冬、寒さに震えながら到着

新幹線で盛岡入り。

北国の冬の空気は想像以上で、駅に降りた瞬間から冷たさが肌を刺すよう。

その日の最高気温は 6度

雪もちらついており、いやがおうにも旅の気分が高まります。

お昼時になって、会社の人に重ねて聞いてみました。

「盛岡でおすすめのごはん、何がありますか?」

返ってきたのは、冷麺・わんこそば・じゃじゃ麺…といった定番名物。

ところがその中に、予想外の一言が。

「あとは納豆キムチラーメンかな」

思わず二度聞きしてしまいました。「え?納豆キムチラーメン!?」

キムチに納豆、そしてラーメン。

混ぜるだけならともかく、それを名物にしてしまう発想に驚きました。

それでも地元の人がおすすめするというなら…と、その 柳家 本店へ向かうことを決意しました。


柳家(Yanagiya)総本店へ:歴史とこだわりを感じる一杯

店舗への道のりと佇まい

会社の方に案内してもらい、訪れたのは 柳家 総本店

住所は 岩手県盛岡市大通2丁目、サンクィーンビル1階。

14時ごろの訪問でしたが、席はほぼ埋まっており、地元で非常に人気のあるお店であることが伝わってきました。

器から感じる風格

注文した キムチ納豆ラーメン は、南部鉄器の器で提供されました。

その重厚な器を手に取るだけで、「ここはただのラーメン屋じゃない」と特別な感じがして心が高鳴ります。

さらに、海苔には 創業50周年 の印字があり、歴史ある店ならではの演出がされています。


味の感想:納豆 × キムチ × ラーメンが生む驚きのハーモニー

スープをすすると、まず納豆の香ばしさがふわっと広がる。

キムチの酸味と辛味がアクセントになっていて、発酵食品同士だからこその一体感があります。

麺は 自家製麺

柳家では自社で小麦を栽培し、製粉、その後「麺工房」で毎日製麺しているそうです。
加水率約40%の中太多加水麺は、モチモチ食感で、スープによく絡みつつも伸びにくいのが特徴です。

もやしなど具材もたっぷり入っていて、食べごたえ十分。

身体がぽかぽかしてきて、寒い盛岡の冬にはぴったりの一杯でした。


柳家の歴史と哲学:ただのラーメン以上を追求する

創業と発展

  • 1975年、盛岡市大通にて、手打ちそば屋として創業。
  • 初代店主・大信田和一氏が掲げた理念は 「一生一品」
    一杯のラーメンに人生をかけるという思いが根底にあります。
  • 蕎麦屋からラーメンへの転換後、自家製麺工房を設立(2006年)し、小麦栽培にも参入。
  • 2007年に法人化、以降複数店舗を展開。
  • 2020年には、旧本店・大通2号店・アスティ緑が丘店を統合して 総本店 をサンクィーンビル1階に移転。
    農業部門を分社化して 株式会社 やなぎやのうえん を設立。
    自社農園で小麦を育て、ラーメンの原料とする強いこだわりがあります。

経営哲学とこだわり

  • 農業へのこだわり:ラーメンの原料となる小麦を自社で栽培。
  • 自家製麺:オリジナル小麦粉(「◯ッ粉(わっこ)」)を使用し、麺を毎日製造。
  • 人への尊重:店舗運営やメニュー開発にはスタッフの自由なアイディアを反映。固定概念にとらわれず、新しい味を生み出す企業文化があります。
  • 地域貢献:地元・岩手の素材を使い、地域の自然や文化を大切にしたモノづくり。

他の店舗紹介:岩手・宮城・青森に広がる柳家ネットワーク

柳家は盛岡に加え、岩手県内外にも多数の店舗を展開しています。

主な店舗:

  • 北上パル店(岩手県北上市)
    江釣子ショッピングセンターパル1階にある店舗。営業時間は 10:00~20:00。
  • 仙台駅東口店(宮城県仙台市)
    盛岡以外にも進出しており、東口という利便性の高い場所。営業時間は 11:00~22:00(材料が無くなり次第終了)
  • フェザン店(盛岡駅前)
    盛岡駅近く、めんこい横丁内。営業時間は 11:00~21:30。
  • 一関店(岩手県一関市)
    11:00~15:00、17:00~21:00で営業。
  • みたけ店(盛岡市みたけ)
    昼と夜に分けて営業。定休日:火曜日。
  • 矢巾店(岩手県紫波郡矢巾町)
    11:00~21:00、定休日:水曜日。
  • 八戸ラピア店(青森県八戸市)
    ショッピングセンター「ラピア」内。平日は 10:00〜20:00(L.O. 19:30)。

また、店舗ごとに少しずつ特色があります。例えば 矢巾店 では「つけ麺」が歴史的に人気のメニューだという情報も。



まとめ:みとんの出張グルメ総括

  • 初めての盛岡出張で、「地元の人におすすめを聞く」という当たり前だけど有効な選択をした結果、想像を超える名物 納豆キムチラーメン に出会えた。
  • 柳家 はラーメン店という枠を超えて、農業、小麦栽培、自家製麺という強みを持つ企業。
  • 歴史も深く、創業から掲げる理念「一生一品」が店舗運営やメニュー開発にしっかり息づいている。
  • 盛岡だけでなく岩手県や宮城、青森まで店舗を展開しており、旅や出張で訪れる人にもアクセスしやすい。

次の出張・旅のヒント

もしまた盛岡に来る機会があれば…

  1. 他店舗も巡ってみる
     総本店以外にも、北上・一関・みたけ・矢巾など、柳家の個性が異なる店舗があります。
  2. 季節限定メニューや別メニューを試す
     つけ麺など、店舗ごとに人気メニューがあるので、キムチ納豆ラーメン以外もチェックしてみてください。
  3. お土産利用もあり
     通販でもキムチ納豆ラーメンを販売しており、盛岡旅行の思い出や岩手の名物をお土産にするのもおすすめです。

参照元(引用元)

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