皆さんこんにちは!みとんです。
今回は僕が最近ドハマりしている漫画を紹介したいと思います。
これまでは、バトルやアクション系の漫画を中心に紹介してきましたが、今回は少しテイストを変えて「スポーツ漫画」を取り上げます。
その作品とは―― 『忘却バッテリー』 です!
忘却バッテリーの概要

- 原作:みかわ絵子
- 掲載:集英社「少年ジャンプ+」にて連載中
- ジャンル:高校野球、スポーツ漫画
- 巻数:2025年時点で21巻(22巻が予定)
- アニメ化:TVアニメ第1期が2024年春に放送、続編となる第2期の制作も決定済み
ジャンプ+で人気連載中の漫画で、単行本は最新刊が出るたびに話題になります。
さらにアニメは制作会社MAPPAによる美しい作画とテンポの良さで大ヒット。
今もっとも熱いスポーツ漫画のひとつです!
あらすじ

物語の中心は、かつて中学野球界で「最強」と呼ばれたバッテリーの二人。
- 清峰葉流火(きよみね はるか)
豪腕投手。力強いストレートで相手を圧倒する天才肌のピッチャー。 - 要 圭(かなめ けい)
捕手。冷静なリードと頭脳的な戦術で「智将」と称されていた名キャッチャー。
ところが要 圭は、とある理由で野球に関する記憶をすべて失ってしまいます。
高校進学後、清峰と要は無名校・都立小手指高校で再会。
そこで、かつて挫折を味わった選手たちと出会い、再び野球の世界へと足を踏み入れていくのです。
試合シーンはもちろん、選手たちの葛藤や心の成長、さらにギャグ満載の日常パートが織り交ぜられ、読者を飽きさせません。
忘却バッテリーの見どころ

1.清峰葉流火&要 圭の関係性
この2人の存在感は圧倒的。
シニア時代に「最強」と呼ばれた二人が、要の記憶喪失によって再びゼロから関係を築き直していく。その過程で見える二人の関係性の変化は大きな魅力です。
2.記憶喪失後の要 圭のギャップ
知将と呼ばれた天才捕手・要 圭が、記憶を失った途端に根性なし&お調子者キャラへ豹変。モテたい発言を繰り返し、くだらないギャグを連発する姿は、かつての姿を知る清峰との対比もあって爆笑必至。
ただし要の本質的な「勝負勘」は消えていないため、時折見せる冷静な采配にゾクッとする瞬間も。
3.個性的な仲間たち
小手指高校には、かつて強豪校で挫折した選手や、クセの強い個性派たちが集結します。
・俊足巧打のセカンド・千早瞬平
・豪快な性格の藤堂青い
……など、キャラの魅力は枚挙にいとまがありません。登場人物一人ひとりが物語に厚みを与え、試合や日常を盛り上げます。
4.笑いとシリアスの絶妙なバランス
『忘却バッテリー』の特徴は、野球シーンの熱さとギャグの落差。
真剣勝負の試合描写は手に汗握る一方で、日常パートは思い切り笑わせてくれる。このメリハリのおかげで、読者は一気に作品の世界へ引き込まれます。
他の野球漫画にはない忘却バッテリー独自の魅力

高校野球をテーマにした野球漫画は数多く存在します。
「ありがちなテーマだから、あまり惹かれないな」と思う方もいるかもしれません。
しかし――『忘却バッテリー』には、他の野球漫画にはない独自の魅力があるのです。
- 記憶喪失という斬新な設定
これにより、野球エリートが「初心者のように振る舞う」コメディ要素が加わる。 - 強豪校ではなく無名校が舞台
王道は「甲子園常連校」が多いが、本作は都立の弱小校から挑戦する逆境ストーリー。 - ギャグの比重が大きい
試合の緊張感と日常の笑いのギャップが他作品にない面白さを生みます。
→ こうした違いが『忘却バッテリー』を唯一無二の野球漫画にしています。
まとめ
『忘却バッテリー』は、単なるスポーツ漫画にとどまらず、「過去の栄光」「記憶喪失」「再生」といった要素を盛り込みながら、高校野球を舞台に人間ドラマを描く名作です。
- 野球漫画が好きな人
- 笑いと熱さ、両方を味わいたい人
- アニメから入って原作を追いたい人
どんな読者にもおすすめできる一冊です。
まだ読んだことがない方は、ぜひジャンプ+や単行本、そしてアニメからチェックしてみてください!
アニメはNetflixやAmazonプライム・ビデオでも見ることができるので、アニメ版のチャックも是非してみてください!