皆さんこんにちは!みとんです。
今回は、来年社会人になる学生の方や、現在1〜2年目の社会人の方へ向けた記事です。
皆さんは、会社で扱う数字について、自信を持って「自分は数字に強い」と言えるでしょうか?
社会人にとって「数字」は絶対的な力を持っています。
そして「数字に強い」ということは、それだけで圧倒的なアドバンテージにつながるのです。
今回は、なぜ数字が必要なのか、そして数字に強くなるための日々の習慣について紹介していきます。
なぜ新社会人に「数字力」が必要なのか

数字が社会で必要だということは、皆さんなんとなく感じていると思います。
しかし、なぜ必要なのかをしっかり説明できるでしょうか?
説明できないことは「知らない」と同じです。
数字に強くなるには、まず「なぜ数字が必要なのか」を理解しておくことが大切です。
理由① ビジネスは「数字」で動く
世の中のビジネスはすべて数字で動いています。
目標数値・売上・予算・決算…数字が関わらないビジネスはありません。
そして「数字が何を表すのか」を理解していることがとても重要なのです。
理由② 数字で語れる人は信頼される
数字は、誰にとっても明確で共通の基準です。
そのため、数字を根拠に語れる人は、周囲からの信頼と評価につながります。
感覚ベースで話しても相手によって解釈が変わってしまいますが、数字は誰にとっても揺るがない根拠になるのです。
理由③ 数字が苦手だと自信を持てない
数字という根拠がないと、報告や判断に迷いが生じます。
同じ内容を話しても「数字を持っている人」と「持っていない人」では説得力が大きく違ってしまうのです。
新入社員が最初につまずきやすい数字の場面ベスト3

新入社員は数字でつまずくことが多いです。
でも、事前に「どこでつまずきやすいのか」を知っていれば、対策することができます。
① 報告・連絡・相談(ホウレンソウ)での数字不足
上司は部下の進捗を具体的に把握したいもの。
「進んでいます」「問題ないです」では曖昧です。
「全体の7割が完了しました」「あと30分で終了予定です」と数字を添えて伝えることが必要です。
② 資料や会議でのデータ理解不足
資料には多くの数字が出てきます。
意味がわからないと「ただの読み上げ」になってしまいます。
数字の意味を理解していれば、情報の重要度を正しくつかむことができ、発言にも深みが出ます。
③ お金やコスト感覚の弱さ
見積もりや経費を聞いても「高いのか安いのか」わからない。
その会社や部署での基準値を知らないと判断できません。
自分の仕事が会社の利益につながる感覚を持つことが大切です。
今日からできる“数字筋トレ”習慣

① ニュースを数字目線で読む
経済ニュースやスポーツ記事の「前年比○%」「平均○点」などを意識して読んでみましょう。
「この数字は大きい?小さい?」と比較して考える癖をつけると力になります。
② 日常生活の数字を意識する
買い物で単価や割引率を計算する。
家計簿アプリで収支を記録し「支出の割合」を見てみる。
会社のコスト削減や利益構造とつながる感覚が身につきます。
③ ExcelやGoogleスプレッドシートで遊ぶ
社会人は必ず使うツールです。
四則演算や簡単なグラフを作るだけでもOK。
「計算が苦手でも、ツールを使って正しく処理できる」こと自体が強みになります。
4. まとめ

数字に強いことは、信頼と評価につながります。
しかし、数字力は一朝一夕で身につくものではありません。
だからこそ、若いうちから習慣として「数字に触れる」ことが大切です。
日々の小さな積み重ねが、将来の大きな武器になります。
👉 今日からできることはたくさんあります。
- 今読んだニュースを「数字目線」で見直してみる
- コンビニで買った商品の単価を計算してみる
- Excelを開いて、支出を簡単に表にしてみる
- ビジネスにおける数字についての書籍を手に取って見る
まずはこの中から 一つだけでも試してみましょう。
「数字に強い自分」への第一歩は、今日から始められます。
数字に強くなるには、日々の習慣が大切です。
もし「もっと体系的に学びたい」と思った方には、以下のような本もおすすめです。
👉 これらは楽天ブックスでも購入できます
『数値化の鬼』
数値化の鬼「仕事ができる人」に共通する、たった一つの思考法
『定量分析の教科書』
ビジネスの現場で求められる定量分析のスキルを、初心者にも理解しやすい形で解説
『仕事で数字を使うって、こういうことです。数学女子 智香 が教える』
ビジネスシーンでの数字の活用法を、物語形式でわかりやすく解説
『数字は人格—-できる人はどんな数字を見て、どこまで数字で判断しているか』
経営者やビジネスパーソンが数字を通じて組織運営を効果的に行うための実践的な知識を提供
『数字で考える』は武器になる
リクルートで29年間の経験を持つ中尾隆一郎氏が、ビジネスにおける「数字で考える力」の重要性とその実践方法を解説